プレミアム

TEL:044-589-6370(当日)・044-589-6371(前日)

PHOTO DIARY
写メ日記

素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。

プレミアム
Momoe
T158.B82(C).W56.H83

Momoeの写メ日記|プレミアム 吉原高級店ソープ

2025.04.29 07:39
様式美のこと



おはようございます
ここ数日、初夏の陽気が続きますね
少し前に花冷えで真冬のような日もあった後、やっと暖かくなったなと思ったらもう暑いぐらいです…半袖はまだ早いかなと思ったり、何を着たら良いのか毎日迷っています(´ω `) 
本日15:00〜24:00、明日13:00〜24:00で出勤しますお時間があればぜひ( )
………………………………………………………

今回は彩図社文芸部編「文豪たちが書いた酒の名作短編集」です坂口安吾や芥川龍之介、太宰治ら文豪たち13人による、酒にまつわるエッセイや短編小説が収められたアンソロジーです
読んでみて一番に思ったのは、今より娯楽が少ない時代において、人々にとって飲酒は現代人が思っている以上に特別で欠かすことのできない楽しみだったのかなということ
それでも依存的に酒に溺れる人ばかりにならなかったのは、一昔前の日本にはお酒を飲むにも様式美みたいなものがあったせいかもしれませんね
太宰治の「酒の追憶」では、少し前まで酒といえば日本酒を熱燗で盃にお酌をしてもらいなが
薜?爐里??燭蠢阿世辰燭筏?気譴討い泙
冷や酒を独酌は下品、チャンポンなんかは蛮行とすら思われていたとか…しかし戦後にそういう価値観は無くなって、男も女も専ら酔うために、焼酎やらコップ酒を鯨飲するようになってしまいました酒に酔うというのは享楽的な行為であるからこそ、美しくあろうとしなければ人間はどこまでも堕ちていってしまうのかもしれませんね
飲酒の習慣からも垣間見える世の中の変貌を、太宰は憂えていたようです( ´`)
収録されている作品の中で私が良いなと思ったのは林芙美子の「或一頁」と、福沢諭吉の「福翁自伝(抄)」
林芙美子の文章は詩情が豊かなのにさっぱりしていて、清潔な感じがします
『…いま賀茂鶴という広島の酒を呑んでいる。柔かくて、秋の菊のような香りがして、唇に結ぶと淡くとけて舌へ浸みて行く。』
唇に結ぶという表現が良いなあと思いましたお酒を嗜むにも彼女の美学があったことが窺えます
一方の福沢諭吉は若いうちからかなりの酒豪であったようで、そのことに起因する多くの失敗談や笑い話が語られています禁酒しようとして代わ
りに煙草を吸うようになったけれど、結局お酒は辞められずに酒飲みの愛煙家が出来上がってしまったというオチのついた話が特に良かったと思います笑
収録されているのは小説よりもエッセイの方が多くて、大半は他愛もないような小品文といった感じですが、文人たちが飾らない言葉で綴った文章は新鮮で面白かったです!おすすめです( ´` )

今回は牡蠣のラーメンでした

ARCHIVES

navigate_next2025年05月
navigate_next2025年04月
お店に電話する phone_forwarded