2025.04.03 08:04
花見のこと
おはようございます
新年度、4月が始まりましたねこの時期、電車からいろいろな街の桜並木を見つけると明るい気持ちになります有名なお花見スポットに行くのも良いですが、住んでいる街や学校とか職場の近くにある桜を毎日眺めるのも贅沢ですよね…
本日13:00〜23:00まで出勤しますお時間があればぜひ^ - ^
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今回は松本清張「黒い画集」です松本清張の小説をこのブログで取り上げたことは無かったと思うのですが…どうだったかな(;)
本作は中編と短編が収録されています松本清張と言うと長編小説のイメージが強かったのですが、短めの作品も多々あるようですね
どの作品も、舞台は大正〜昭和の中頃までです以前紹介した連城三紀彦や水上勉の推理小説もその辺りの時代が舞台になっていました私はどうも、この時代の市井の人々を描いた話が好きみたいです笑作者が切り取った、あの時代に残っていた封建的な空気とか抗い難い貧しさとか、謂わば社会の暗黒面を覗くのは面白いのですよね…そういうのが面白いと書くと私の性格が歪んでいるようで
すが、舞台となる時代に関係なくミステリーなんて人の闇の部分を取り上げてドラマにしているわけで、そういう推理小説好きの人は沢山いるし、人間そんなものなのだと思っています
久しぶりに松本清張を読みましたが、やっぱり良かったです犯罪の裏にある緻密なトリックがすごいというよりも、事件に至るまでの人の心の動きとか会話とか、そういう「人間ドラマ」に違和感がないのが流石だなあと思いました
7つの作品が収められているのですが、私がいちばん良かったと思うのは『寒流』という作品です銀行内の派閥争いに色欲が絡んで、人間のあらゆる欲望が剥き出しになっています最後のシーンは、映像となって目に浮かぶようなのですこの物語は作品群の中でも割と長めで中編といったところなのですが、ストーリーの決着が着く最終盤にかけての加速が鮮やかでドラマティックで、2時間ドラマを観たような感じがしましたと思って調べたらやっぱりドラマ化されていたので、誰が読んでも面白いのだと思います…おすすめです(o´▽`o)
ソフトクリームです