外交と恋愛は言葉の裏を読む
先日ある歴史番組を観ていて、有名な歴史学者の方のコメントに感心致しました。 それは表題の通り、
「外交と恋愛は言葉の裏を読むことが重要」ということです。
素敵というか、含蓄が御座います。
戦国時代、ある武将が、それまで頼りにしていた上位の武将から、対立する敵方と和睦を結ぶよう促されました。
ところがこの武将、折角のアドバイスを聞き入れず、敵方に戦争を仕掛け、結局滅びてしまいました。
武士の意地、これまでの経緯もあったのですが、その歴史家の方は、和睦をしろということは、裏を返せば敵方と戦争状態になっても、以前のように助けに行けないよ、と言う意味だったのだと解説されました。
上位の武将のアドバイスの意味するところ、裏を読めば流れが掴めていたはずです。
確かに外交と恋愛においては、裏どり、裏読みが重要ですね。
でも恋は盲目、戦争もそうですが、冷静になるのはなかなか難しいとも思う明佐海で御座いました。