素顔が見られる、女の子投稿型フォトダイアリー。
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「これの何が、"周りの心"に良くない流れになるかというと【虚勢(きょせい)】が伝染してしまうんだよ。」
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「自慢話や自分語りをしている人とかいるだろう?」とその言葉を聞いて身に覚えが合った。
(そういえば、周りがしているのを真似して自分も、していたと思う…。)
過去の自分を思い返せば、何度も同じ経験をしていた事に恥ずかしさが芽生えた。
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「一般的な人は目に見えない【常識】のせいでその方法でしか、人の輪の入り方が分からないんだ。」
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「そうすると賢い人は、それに嫌気がさして近寄らなくなってしまう。」
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自分から離れていく人たちを何度も見送った。
かっこよく言えば『来るもの拒まず、去るもの追わず』だけれど、私はその逆の事をしていたと今振り返れば最悪なパターンだった。
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「延々(えんえん)と過去の栄光に縋る事でしか、人と仲良くなれない人からは何も【学びがない事】を感じ取ることが出来るからね。だんだんと"飽きられてしまう"んだよ。」
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「そのやり方を早めに気付いて、変わろうとすれば良いんだけど。気づかない者は同じことの繰り返しをしてしまう。」
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助言をくれた人も何人かいた。けれど、その時の私には心のゆとりが無かったせいで聞かぬ存ぜぬを当たり前の様にしていた気がする。
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「だが、その鬱々とした空間に賢い人が1人、また1人と現れるとゆっくりと"変化が訪れる"んだ。」
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「その行動はね、とっても大事なことなんだよ。相手の気持ちをその時その時で、寄り添う。」
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「誰かと共に時間を過ごして、感情を読み取るための【心】を理解する大切な行動。」
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「それを、人は【共感】と簡単に纏めて言うんだ。」
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___共感。
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「その共感が、どれだけ難しい事なのか…。それを理解せずに言う人をたまに見掛けるけど、俺はそれに対してムッとしてしまうんだよね。」
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眉を顰めて言葉を続ける。
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「喜びや悲しみ。仕事やプライベートで感じた楽しさを分かち合うと喜びの感情が芽生える。」
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「だが、人によっては裏で疎外感や孤独を感じたり、痛みを悲しみに変えたりと【寂しさ】を抱くものも中には多いんだ。」
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男は自分の心の位置を指さして、クルッと一回転させた。
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「人の輪に入れない者は【不安】を持っている人もいる。」
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「自分に自信がなかったり、他者と対話する能力が不十分だと、間違ったやり方をする者は『過去の栄光に縋る』。」
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「それがね、人と浅く関わる為の一歩として一番、"手っ取り早い"んだよ。」
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両手を広げてその行動に対して嘲笑するかの様に言葉を吐き捨てる。
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「その時に当てられた煌びやかなスポットライトはすごい事なんだ。と、あの"時代"は自身を輝かせた成功体験であり、他の奴らと違うのだ。」
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「そう…過去に縋る事でしか、自分の"空っぽな心"を気丈(きじょう)に振る舞う事しか出来ない。【その姿勢】が、現代ではとても多いんだ。」
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