「あなたのいる温度」
あなたの視線を感じると、
自然と背筋が伸びる。
見せたいからじゃない、
好きな人の前では、
少しだけ綺麗でいたくなるだけ。
名前を呼ばれる前の、
あの一瞬の沈黙が好き。
今日も一日、ちゃんと一緒にいられたって
確かめ合うための間。
特別な言葉はいらない。
手を伸ばせば届く距離、
目が合えば、理由もなく笑ってしまう関係。
それだけで、十分すぎるほど。
強がる日もあるし、
甘えたい夜もある。
でもあなたは、
どちらの私も当たり前のように受け止めてくれる。
この部屋の空気も、
この服の感触も、
あなたがいるだけで
少しやわらかくなる気がする。
恋人って、
燃えるものじゃなくて、
静かに続く灯りみたいなもの。
消えないように、
近づきすぎないように、
それでも手は離さずに。
今日も私は、
あなたの隣にいることを選ぶ。
それが一番、
自然で、幸せだから…
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