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あゆみの写メ日記|秘書室 吉原高級店ソープ

2026.09.23 09:12
ウニの心



みなさん、ウニって知ってます?


もちろん知ってますよね。




私です。

そうです。
あの、トゲトゲしたやつです。



よく言われます。






「ウニって、見た目が怖いよね」

……失礼じゃないですか?



私はただ、身を守っているだけです。





人間だって、嫌なことがあったら
心に壁を作るでしょう。



私は、それが外側に出ているだけです。





むしろ分かりやすいでしょう。



「触らないでください」
と、全身で伝えています。







なのに人間は、

「わぁ〜!ウニだ〜!」

と言って、わざわざ触ろうとする。




やめてください。

トゲがあります。


こちらも、好きでトゲを
出しているわけではありません。





そして私は、海の底で静かに暮らしています。




岩にくっついたり、
海藻を食べたり、
特に誰にも迷惑をかけずに生きています。






ところが、ある日。

人間に捕まります。

そして殻を割られます。



……え?

いきなりです。






昨日まで平和に海底にいた私が、
突然パカッと割られます。





しかも中身を見て、

「うわぁ〜!美味しそう!」

って。



いやいやいや。

まず私の気持ちを聞いてください。




あなたが突然、家の壁を全部壊されて、

「わぁ〜!いい部屋!」

って言われたらどう思います?




私は今、その状態です。


さらに困るのが、
私の身が「高級」だということ。





人間は私を見ると、

「ウニ丼!」
「ウニ軍艦!」
「生ウニ!」

と、急に食べ物の名前を叫び始めます。





私はまだ生きています。

まだウニです。


料理名ではありません。





しかも、私の身はほんの少ししかありません。


殻はあんなに大きいのに、
中身はちょっと。



「もっと入ってないの?」

とか言わないでください。





私だって、
もう少しサービス精神が欲しかったですよ。

でも、私のせいではありません。




そして何より納得できないのが、

「ウニって甘いね〜」

という言葉。



私は砂糖ではありません。

甘くなるために海にいたわけではありません。



海藻を食べていたら、
いつの間にか人間から
「甘い」と評価されるようになりました。





人生、何が起こるか分かりません。






でも、一番つらいのは、
高級食材として扱われることです。




「今日はウニ食べちゃおうかな〜」

なんて言われた日には、



こちらは
「今日は死んじゃうのかな〜」
ですよ。




温度差がすごい。

人間は楽しそうです。

私は必死です。




しかも、食べられる直前まで、

「北海道のウニは〜」
「このウニはミョウバンが〜」

などと品評されます。






私の人生、
最後まで評価されて終わるんです。


学校の通知表でも、こんなに評価されません。





そして最後に、

「やっぱりウニって美味しいね??」

と言われて終わります。






……まあ。

そこまで言われたら、
ちょっと嬉しいです。



高級食材ですから。

褒められるのは嫌いじゃありません。




ただ……

トゲトゲしているからって、
私の心までトゲトゲしていると
思わないでください。



本当は繊細なんです。




見た目は怖い。
中身は美味しい。

それがウニです。






……あれ?

これって、
私の自己紹介じゃなくて、
ただの食レポになってません?




まあいいか。


どうせ最後は食べられるんですから。



せめて美味しく食べてください。

私からのお願いです。

ご馳走様でした???






秘書室 あゆみ

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